畳をフローリングへ
- 投稿日:2018年 9月 7日
- テーマ:ブログ
和室の床(畳)をフローリングにする工事は
とても多くある工事の1つです。
その前にちょっと考えてみました。
畳に良いところは何でしょうか?
良いところは色々ありますが
1つは断熱性、2つ目は調湿性だと思います。
畳には温かさがあり、さらには湿気を吸ってくれる
調湿作用があります。
それが、和室が冬温かくて、夏涼しい理由の1つです。
「うちの和室は寒いわよ!」という方もいらっしゃいますね
、、、すみません。
昔は断熱材がなっかったですもんね。。。
そのままフローリングに変えてしまうのは
畳の長所がそっくり失われてしまうのです。。。
そこで、無垢材が候補の1つにあがります。
まずは畳を引き上げます。
最近の畳の下は、荒床ではなく、合板の場合が多いですので
施工はとても楽になりました。
最初にお話しした1つ目のテーマ、断熱性の確保です。
畳には厚みがありますので、それを利用して断熱材を敷きます。
25㎜ですが、高性能な床断熱材なので
かなり有効です。
2つ目のテーマは調湿作用でしたね。
1つ目の断熱性と2つ目の調湿性を兼ね備える
素晴らしい床材が「桐」なのです。
桐材には空気が多く含まれていて
断熱性が高く、あたたかいのです。
また、その空気が、湿気を吸い込むため
とても調湿性が高く、夏場の湿気を吸収してくれます。
桐というと白いイメージだと思いますが
今回の桐床は、自然塗料で着色しています。
落ち着いたやさしい雰囲気になったと思います。
その肌触りは、とても心地よく
お子さんはいつもゴロゴロしています。
あ、ついでにパパも。。。♪
6帖1部屋の桐床の貼替は
畳処分、断熱材、桐床張りで
施工1日、費用は20万円ほどでした。
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