窓の改修いろいろ メリットとデメリット
- 投稿日:2018年 11月29日
- テーマ:ブログ
こんにちは!
朝晩かなり冷え込んできましたね~
これから増々寒くなって暖房をつけるようになると、窓の結露が気になっちゃったり・・
今日は窓の結露解消や断熱対策について、お話しようかなと思います♪
方法としては大きく分けて4通りあります。
①ガラス交換
②インナーサッシを入れる
③既存の窓枠にカバーをして窓を交換する
④既存の窓を外して新しく窓を入れなおす
※ちなみに結露は「軽減」はされますが、「絶対にしません!」とはならないです・・
それぞれにメリット・デメリットがありますので簡単にまとめていきますね!
①ガラス交換 ※写真は日本板硝子さんのクリアフィットです。
単板ガラスをペアガラスへ交換する、という方法です。
ペアガラス或いは複層ガラスは、2枚のガラスの間に乾燥空気やアルゴンガスを充填したものがあります。
ちなみにこの空気層、6ミリ以上ないと断熱効果が期待できないので、その分ガラスが厚くなります。このため既存のサッシに入れるためには専用のアタッチメントが必須になってしまいます。
ガラス周囲に黒い縁取りがぐるりと廻るので、一見、枠が太くなってガラスが小さくなったように見えるのですね。
ちなみにクリアフィットやスペーシアなど、真空層を設けるものは0.2ミリ程度の空間となりますので、アタッチメントが不要になり、ガラス外周がスッキリします。
メリット:費用が比較的安価
短時間での施工が可能
窓の形状を問わず施工が可能
デメリット:ガラス外周に部材が入るため視界が狭まる
ガラスそのものが重くなるため、フレームや枠に負担がかかる
枠やフレームがアルミのままであるため、アルミ部分に断熱性能はない
②インナーサッシを入れる ※写真はLIXILさんのインプラスです。
LIXILのインプラスやウッドワンのMOKUサッシなど、既存アルミサッシはそのままに、室内側にサッシを入れる方法です。枠や窓のフレームが樹脂や無垢材であるため、室外の冷気や熱気を入れにくくなります♪
メリット:費用が比較的安価
短時間での施工が可能
断熱(結露の軽減)・防音性に優れている。
デメリット:窓を開ける際に2つのサッシを開ける必要がある
窓の形状により、取付出来ない場合がある
③既存の窓枠にカバーをして窓の交換をする
※写真はYKKAPさんのマドリモです。
LIXILのリフレム YKKAPのマドリモなど。
外壁を壊すことなく施工可能なのが嬉しいですね!
カバー材であるため、どうしても既存の窓よりも小さくなってしまいます。
とはいえ枠やフレーム部分も樹脂になるため、断熱性能は格段に上がりますよ~
メリット:短時間での施工が可能
窓枠での結露が起こりにくくなる
デメリット:カバーのため、窓枠が太くなる
入るサッシが既存よりも小さくなる
対応可能な窓の形状が限られる
④既存の窓を外して交換する
写真は浴室のコーナー出窓を引き違いサッシに交換した様子
使用サッシ:LIXILシンフォニーマイルド
外壁を壊してサッシそのものを入れ替えますので、工事期間が長くなったり、費用がかかったり・・
デメリットばかりが目立ちますが、どんな窓でも入れられることと、すっきりした収まりが魅力です♪
メリット:窓の大きさ・形状も自在に変更可能
入れる窓により、断熱性能も大幅アップ
デメリット:数日越しの工事となる
入る職方が多いため費用が割高となる
いかがでしたでしょうか・・?
ご自宅の窓を考える際のヒントになって頂けたらいいなあと思います♪
疑問やご質問がございましたらこちらまで ↓